現在緊急事態宣言や時点営業要請により新型コロナ新規感染者数は抑えられてきていますが、またいつ感染者が増大するかは分からない昨今、多くの人が新型コロナワクチンに期待を寄せているのではないでしょうか。
そこでこの記事ではその種類や特性について、纏めていきたいと思います。
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新型コロナワクチンの種類と特性
現在日本で今後接種が考えられているワクチンは、ファイザー、アストラゼネカ、モデルナのワクチンと言われています。
モデルナに関して2月9日現在は承認申請がなされていませんが、ファイザーのワクチンは2020年12月18日に、アストラゼネカのワクチンは2021年2月5日に承認申請を出したようです。
では、この3つのワクチンはどのような特性があるのでしょうか。
アメリカのファイザー社のワクチン
まず、これから日本で接種が始まってゆくであろうアメリカのファイザー社のワクチンの特性です。
①接種回数…21日間隔で2回
②保管温度…-90℃~-60℃
※ドライアイスで10日程度、冷蔵庫(2~8℃で最大5日間保管可)
2回の接種間隔が一般的な予防注射と同じくらいの間隔で従来通りですが、-75℃前後での保管が必須なので特殊で高額な冷凍庫が必要となり、保管条件がかなり厳しいものとなっています。輸送コストもかさみます。
イギリスのアストラゼネカ社のワクチン
ファイザー社の次に承認がおりそうなアストラゼネカ社のワクチンの特性です。
①接種回数…28日間隔で2回
②保管温度…2℃~8℃
2回の接種間隔はファイザー社よりも1週間長めですが、家庭用冷蔵庫でも保管が出来るため、お手軽に保管が可能です。もちろん輸送コストも特別な冷凍技術を要するわけではないので、安価です。
アメリカのモデルナ社のワクチン
未だ承認申請がなされていないモデルナ社のワクチンの特性です。
①接種回数…28日間隔で2回
②保管温度…-25℃~-15℃
2回の接種間隔はアストラゼネカ社のワクチン同様ですが、保管条件が-20℃前後とアストラゼネカ社のワクチンよりも若干厳しいものとなっています。
承認申請も遅れているので、今後はアストラゼネカ社のワクチンが主流となっていきそうですね。
国内生産ワクチンは無いの?
もちろん国内でも生産していますが、スピード重視の海外ワクチンとは違い、品質と実用性優先の国内ワクチンの接種はまだまだこれからとなりそうです。
しかし、長い目で見れば今後ニーズが高まっていく可能性があります。
日本製のワクチンにも今後注目していきたいですね。
まとめ
新型コロナワクチンの種類について纏めてきました。現在は海外製のワクチンが主流となっていますが、品質の高い日本製のワクチンも開発されていますので、どのワクチンを接種すればいいかの参考にでもしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございます。
新型コロナワクチンの接種がいつからなのか興味のある方はこちらもどうぞ→新型コロナワクチン、日本でいつ接種できるの?