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時短営業などによるコロナ対策としての協力金は課税？非課税？
飲食店に時点営業を要請され時短営業に協力すれば協力支援金として1日6万円までの協力金が支給されることになりました。
この協力金が課税か非課税か不明な方がいると思いますが、持続化給付金と同様に、事業を継続するための収入としてみなされるため、課税対象となります。
一方で、過去に国民全員に給付された特別定額給付金10万円や介護職員へのコロナ慰労金は事業を継続するためのものではないため、非課税という扱いとなっています。
なので、「1日6万円の給付がでた～！」とぬか喜びして申告漏れということにならないよう気をつけてください。
コロナ協力金1日6万円は多すぎる？少なすぎる？
飲食店の時点営業要請におけるコロナ協力金の金額について国会でもかなり議論が交わされていますが、果たしてこの1日6万円という金額、不公平なものなのでしょうか。
野党の意見としては、「事業規模に合った給付をするべきじゃないか？」
とのことですが、
与党としては、「早急な給付には1日6万円という定額を決定する必要がある」
としています。
どちらの言い分も分かりますが、飲食店からは色々な声が飛び交っているのも事実で、
小さい規模の飲食店の方からは「はっきり言って通常営業するよりもかなり利益が生じます」との声や、
大きい規模の飲食店の方からは「経営規模が大きくなれば人件費など必要経費が多くかかるので1日6万円では全然足りない」といった声が聞かれます。
早急な給付のための定額1日6万円という協力金、今後は事業規模に応じた給付がなされてゆくのでしょうか。
また、給付の対象が"飲食店のみ"に限定されたのにも不公平であるとの声が上がっています。
というのも、飲食店での休業や時短がなされるとそこに卸している業者の経営にダメージが来るからです。
生産者や卸業者からは「自分達にも協力金のような給付が欲しい」との声が挙がっています。
しかし、協力金1日6万円は単純に不公平だと言ってしまってもいいものなのでしょうか。
恐らく給付金額の6万円という数字だけを見ると不公平さが目立つように感じますが、実は目的が大事なのではないかなと思います。
もう一度協力金の目的を考えてみますと、実は持続化給付金のように実際の損失を補填する制度ではなく、８時以降の時短要請をスピード感をもって実現させるという目的があるようです。
なので6万円なりを即座に決定して給付を実行するため、不公平になってしまうのも織り込み済みの感じがあるようです。
なので、"不公平だ！"と訴えても政府からははねのけられてしまう可能性が強いと思われます。
休業した方が利益が出たという飲食店
不公平だと文句を言っていても不公平さを織り込み済みであるので、今後どうしたらいいのかに力を注いでいった方が私たちには有意義な時間になるかもしれません。
よくテレビとかネットニュースとかで「協力金バブルだ」とか抜かしている人を見ると腹立つ気持ちも分かりますが、実はそんな人ばかりではないので安心してくださいｗ
実は飲食店で休業した方で1日6万円→月間180万円ということで休業した方が儲かったというオーナーシェフがテレビで出ていましたが、その方の行った行動が注目されています。
そのシェフが言うには、
「僕のような飲食店は休業すれば協力金が出て営業しているよりも大きな利益が出ているが、僕の店に卸している生産者さんたちは打撃を受けても協力金が出ないという不条理な状態になっている。そんななか生産者さん達を助けるため、何かできないかと考えた時に、僕のお店を休業にして協力金を得つつ、ボランティアで医療従事者のために料理を作ってデリバリーすることで、医療従事者や生産者さんに協力金を還元できるのではないかと思い、ボランティアで営業することにしました。」
という内容でした。
正直これは素晴らしいな！と僕は思いました。
巷では自分が協力金で儲けて独り占めする人がいる中、このオーナーシェフのようにボランティアで医療従事者のために料理を作ることで生産者さんや卸業者さんにその儲けた協力金を還元している。
こんなオーナーシェフさんのような方が多くなればこのコロナの苦境を皆で乗り越えてゆけるのではないでしょうか。
この協力金の不公平さを訴えることも時には必要かもしれませんが、この協力金を貰って利益が出た人の良心にも訴えていきたいですね。
無理はしなくてもいいと思いますが、出来る範囲でいいと思いますので、是非とも協力金を社会に還元するようお金を回していってほしいと思います。
そうすればまわりまわって自分にも返ってくると思いますよ！
「情けは人の為ならず」実行してみましょう！
まとめ
コロナ協力金1日6万円について書いてきました。もし協力金を貰ったら自分のものにしたい気持ちも分かりますが、社会に還元すると自分の周りも元気になるのはもちろん、まわりまわって自分にかえってくることになります。ひと時の利益を得るか、一生の利益を出るかはその人に委ねられているのかもしれませんねｗ
最後までお読みいただきありがとうございました。
