現在日本で特例承認がとられている新型コロナワクチンとしてはファイザー社のみとなっており、既にワクチン接種が始まっています。
参考→"新型コロナワクチンの副作用、日本はアメリカ・イギリスと比べると多い!?"
しかし、今後アストラゼネカ社の新型コロナワクチンの特例承認がなされるようですが、このアストラゼネカ社のワクチンの副作用による死者が海外で報告されています。
このアストラゼネカ社のワクチンについて纏めていきたいと思います。
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アストラゼネカ社のワクチン接種、停止が相次いでいる!?
オーストリアの40代の女性看護師がアストラゼネカ社の新型コロナワクチン接種後に死亡しました。
理由は、重度の血液凝固障害が起きたことにより、10日後に死亡したようです。
また、アストラゼネカ社のワクチンの接種者数が多い韓国でも死者が増えているようです。
アナフィラキシーショックとは別の要因として血液凝固障害が起きたことはアストラゼネカ社のデータに無いことから、ヨーロッパではアストラゼネカ社の新型コロナワクチンの接種を停止する国が相次いでいるようです。
この血液凝固障害によって死者が出ている原因の特定をいち早く求められているようです。
アストラゼネカ社の新型コロナワクチンの特徴
日本で特例承認とされるファイザー社とモデルナ社の新型コロナワクチンの特徴は、「mRNAワクチン」と呼ばれるものですが、
アストラゼネカ社の新型コロナワクチンは、「ウイルスベクターワクチン」と呼ばれています。
「mRNAワクチン」(ファイザー・モデルナ)とは?
ファイザー社とモデルナ社が採用している「mRNAワクチン」とは、新型コロナウイルスの周りにある"とげとげ状"のスパイクたんぱく質というものを作るための遺伝情報「mRNA」を使ったワクチンのことです。
この"とげとげ状"のスパイクたんぱく質があることで新型コロナウィルスは細胞に感染することが可能になるのですが、「mRNA」のみでは非常に不安定で壊れやすい物質なので単体では無害のものとなっています。
そしてこの「mRNA」を投与し体内でスパイクたんぱく質を作り出すことで、体内の免疫によって新型コロナウィルスに対抗する抗体を作ってあげるという仕組みのワクチンです。
しかし、「mRNAワクチン」は非常に不安定なので、ファイザー社のワクチンは"-75℃前後での保管が必須"とされていました。
現在はファイザー社とモデルナ社のワクチン双方とも"-20℃前後で保管が可能"となっているようです。
「ウイルスベクターワクチン」(アストラゼネカ)とは?
アストラゼネカ社が採用している「ウイルスベクターワクチン」とは、ウィルスのスパイクたんぱく質を作る遺伝子を無害な別のウイルスに組み込んだワクチンのことです。
「mRNAワクチン」と仕組みは同様で、「ウイルスベクターワクチン」の場合でも新型コロナウィルスの遺伝子からスパイクたんぱく質を作ることで、体内の免疫によって抗体を作ってあげるという仕組みのワクチンです。
このワクチンの特徴は、「mRNA」のように不安定ではないため、"3℃前後での保管"が可能となっています。
「ウイルスベクターワクチン」のアストラゼネカ社の方がやっぱり毒性が強い?
はっきり言って毒性が強いかどうかは分かりませんが、ファイザー社やモデルナ社の新型コロナワクチンに比べて安定しているということは、それだけ免疫力がないといけないような気がします。
実際のデータに基づくと、モデルナ社のワクチンが一番副作用が少なく、次いでファイザー社、アストラゼネカ社という順番に副作用が起きやすいようです。
注目すべきはアストラゼネカ社のワクチンが重度の血液凝固障害を引き起こしてしまっているという点ですが、アストラゼネカ社も"根拠がない"としています。
ただ、原因がわかっていない以上、"根拠がない"と言っても説得力がないように感じますので、アストラゼネカ社のワクチン接種には慎重にならざるを得ない状況となっています。
無害なウィルスがコロナ遺伝子組み込みで有害になってたら怖いですね。
まとめ
新型コロナワクチン接種の副作用で死者が出たと聞くとワクチン接種をためらってしまいますが、原因不明の血液凝固障害を発症するアストラゼネカ社のワクチンの原因究明を早急にしてもらいたいですね。
個人的には日本で最後に特例承認となりそうなモデルナ社の新型コロナワクチンの副作用が3社で一番低いということですので、モデルナ社の新型コロナワクチン接種をしたいと考えてます。
最後までお読みいただきありがとうございます。是非参考にしてみて下さいね。