二重マスクでコロナ抑止効果倍増!?アメリカのCDCが提言!

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驚きのニュースが入ってきました。いわゆる”二重マスク”の効果についてのニュースです。

よくメディアに出演の専門家は「二重マスクをしてもコロナ予防効果が2倍になるわけではない」と発言を続けていたが、CDCの実験によると少しだけ見解は異なっていました。

CDCによると、「二重マスクを着用すると、適切に着用していない時と比べて2倍以上の効果が期待できる」というものでした。

両者の見解は相反するように思えますが、やはりキーワードとなるのは”適切に着用”するという点でしょう。

実は不織布マスクを着用している人の中には適切なマスク着用が出来ていない人が相当数見受けられます。

彼らは適切にマスクを着用しているつもりなのです。

この記事ではアメリカのCDCが提言するマスクの適切な着用方法とどれくらいの効果が期待できるのか纏めていきたいと思います。

Contents

【アメリカ CDC提言】マスクの適切な着用方法とその効果

マスクの適切な着用方法とは?

アメリカのCDCが提言するマスクの適切な着用方法とは、3層式サージカルマスクを”顔に密着させる”というものと、3層式サージカルマスクをつけた上から布のマスクを重ねるという”二重マスク”の着用です。

“二重マスク”とまではいかないものの、不織布マスクを顔に密着させないで着用している人は実は効果が半減してしまっているのです。

それは顔の大きさにサイズが合っておらず、マスクと顔との間にすき間ができてしまっているため、飛沫がその隙間から入ってしまいます。

意外と皆さん適切にマスクを着用できていなかったりします。

一方で、”二重マスク”は意識しなくても二重にしているので自動的に顔に密着するので、自然と適切にマスクを着用することになります。

もちろん”二重マスク”ではなくても顔に密着させていれば問題はありませんが、意識していないと気付かないことなので、注意してくださいね。

アメリカのCDCが行った実験とは?

CDCが実験を行った実験は、4種類のマスク着用方法と、感染者と非感染者に適切な”二重マスク”着用・非着用させた場合の「エアロゾル」(空気中を漂う微粒子)放出度合いの測定でした。

その実験結果を以下に纏めますと、、、

「エアロゾル」遮断率
①二重マスク          …92.5%抑制
②サージカルマスク(顔に密着) …90%以上抑制
③サージカルマスク(顔に未密着)…42%抑制
④布マスク           …44.3%抑制

となり、サージカルマスクでも適切に着用していなければ布マスクに劣るという結果が出ています。

次に、感染者と非感染者に適切な”二重マスク”着用・非着用させた場合についての結果を見ていきましょう。

「エアロゾル」遮断率(感染者と非感染者)
①両方が二重マスク           …96.4%抑制
②両方がサージカルマスク(顔に密着)  …95.9%抑制
③感染者のみ二重マスク         …82.2%抑制
④感染者のみサージカルマスク(顔に密着)…62.9%抑制

以上のように、マスクを適切に着用することはもちろんですが、CDC推奨の二重マスク着用方法を実施すればさらに感染リスクが抑えられることが今回の実験で分かります。

しかし、二重マスクは圧迫感があるので息苦しさや耳に痛みが出たりしますので、サージカルマスクをしっかり顔に密着させておけば二重マスクとさほど変わらない効果が期待できますので、適切に着用することがやはり重要かなと思います。

まとめ

アメリカのCDCが提言する、”二重マスク”を含む適切なマスクの着用について紹介しました。実験データを見ればサージカルマスクだけでもさほど変わらないで「エアロゾル」抑制効果が出ていますので、そこまで”二重マスク”にこだわる必要もないのかなと思いますが、徹底されたい方やこだわりの布マスクがある方は”二重マスク”着用をしてみてもいいかなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。是非参考にしてみて下さいね。

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