コロナ治っても後遺症が残る!?その確率は全体の76%!年齢は無関係!?
昨今どこの番組を見ても新型コロナウィルスのニュースが飛び交う毎日ですが、最近専門家で特に警鐘が鳴らされているのが、コロナからの回復後の後遺症で、いわゆる”Long COVID”と呼ばれています。
コロナの後遺症について分からないことが沢山ありますが、コロナ回復後に後遺症を訴える患者は76%という数字が出ており、その後遺症の症状があらわれるのは年齢に無関係だということです。
後遺症の症状としては、倦怠感、気分の落ち込み、思考力低下、息苦しさ、脱毛、胸が痛い、関節が痛い、空咳が続く、嗅覚や味覚に異常がある、微熱が続くなど、多岐にわたっています。
タレントで言えば井上和香(40)の空咳がずっと続いているということや「Kis-My-Ft2」の千賀健永(29)の味覚嗅覚異常が80%までしか回復していないということなどが報道で取り上げられています。
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後遺症はいつまで続くのか?
実はこの後遺症はいつまで続くのかはわかっていませんが、現在その原因を究明中のようです。
ただ、コロナ回復後の2ヶ月程度でこのような後遺症を訴える人が4割強で、4か月程度で後遺症の症状を訴える人が2割強であることが分かっています。
また、様々な後遺症の症状があらわれていますが、どんな後遺症があらわれるかはコロナウィルスが身体のどの部分(器官など)に感染するかによって変わってくるということも段々と分かってきています。
「Kis-My-Ft2」の千賀健永の嗅覚異常「お肉はゴムを食べてるみたい」嗅覚・味覚障害はなぜ起こる?もう戻らない?
新型コロナウィルス感染でよく耳にする嗅覚・味覚異常。なぜこんな症状があらわれるのでしょうか。
専門家によると「コロナウィルスは神経細胞そのものに作用してるわけではなく、鼻の中の嗅上皮から神経軸索などの神経周囲の細胞に作用することで、結果的に炎症が起こり嗅覚や味覚の障害を起こしている」としています。
なぜそんなことが言えるかというと、コロナウィルスによる嗅覚や味覚の回復は、神経細胞の回復にしては回復が早いされていたからです。
しかし、ここでの問題はコロナ回復から2カ月経っても嗅覚や味覚の回復がなされない後遺症の症状です。
この後遺症の出現で専門家の中ではまた色々な憶測が飛び交うようになっています。
2月2日に東京大学が発表した研究結果では、新型コロナウイルスによって鼻の奥にある匂いを感知する部位である「嗅上皮」が剥がれ落ちてしまうようだ。
ただ、大部分の嗅上皮は感染後21日で正常厚になるということですが、正常厚に戻らない場合もあることを明らかにした。
つまり、コロナ感染によって味覚症状が元に戻らない可能性もあるということです。
若者の中に「コロナウィルスは風邪みたいなもので軽症で済むから自分は大丈夫」と思っている人が多く見受けられますが、若者こそ後遺症の確率が高いという現実があるので、なるべく不必要な外出を控えることをお勧めしたいですね。
知られざる味覚・嗅覚の働き、無意識に危険を回避している!?
味覚や嗅覚に異常が見られてもそこまで日常生活に支障はないと考える人も少なくないでしょう。
しかし、味覚や嗅覚がないと実はかなり日常生活に支障をきたすということがあまり知られていない。
鼻をつまむと苦い薬も飲めると”お婆ちゃんの知恵袋”的に言い伝えられてきたように、味覚や嗅覚は密接な関係にある。
では、味覚や嗅覚でどのような支障があるのでしょうか。
腐敗していても気づかず食し、食中毒に
味覚や嗅覚に異常が見られると、実はご飯の味がしないこともあるが、腐敗していても気付かずに食べてしまい食中毒になってしまったという人が、実は多い。
ですので期限をしっかり見ることも大事ですが、余った食材を冷蔵庫に保管するときに調理した日付を張り付けたりして管理することが必要になる。
異常がなければ「匂いが変だ」「味が変だ」と簡単にわかる。
匂いで危険信号を察知している
ある実験が行われた。
被験者に10問の問題を解いてもらい、その後にボクシングでかいた汗を被験者に嗅がせて似たような10問の問題を解いてもらったらどうなるかといった検証だ。
「脳が活性化されて解くスピードが速くなる」
といった一般者からの意見が多かったが、実験の結果は、
「全員の問題を解くスピードが落ちた」
だった。
どういうことか?
実はこれにはきちんとした科学的な根拠があります。
それは、「ボクシングをした汗から危険信号を嗅ぎ取り、脳が何が危険なのか原因を探ることに注意をひかれ、体が一瞬フリーズする」からです。
「ボクシングの汗=攻撃性の汗」ということで脳が問題を解くことに集中できず危険信号の原因に注意を持ってかれ、問題を解くスピードが落ちてしまったというわけです。
まとめ
コロナウィルスによる後遺症や味覚・嗅覚の重要性について書きました。コロナウィルスに対する意識が低下しているように思われますが、今までの日常生活が送れなくなってしまうリスクが高いということがどんどんと分かってきていますので、ぜひ責任ある行動をとっていただきたいと思います。
後遺症により取り返しがつかなくなってしまうと遅いですので、自分の身を守るためにも気を付けていただきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。是非参考にしてみて下さいね。
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