現在病床ひっ迫によりPCRでコロナ陽性となっても無症状の方や軽症と判断された方は自宅療養を勧められます。
しかし、保健所と連絡がつかないので自宅に行くと、容体が急変していて自宅で亡くなっている状態で見つかるということが起こっています。
実は血中酸素濃度の数値が低くなっているのに無症状だから、ということで自宅療養され、容体が急変して亡くなるということが現在分かってきています。
そのような状況の中、自宅でも血中酸素濃度の数値が測定できるように、自宅待機中の患者全員に血液中の酸素濃度を測定する医療機器「パルスオキシメーター」を貸与するという方針が都道府県によって決定されたりされなかったり。。。
都道府県によってもバラバラです。
しかし、コロナは待ってはくれません。
自分の身は自分で守らなければ。
そんな中注目されているのがapple watchなどのスマートウォッチというもの。
どうやら血中酸素濃度の数値が測定できるようです。
Contents
apple watchなどのスマートウォッチで血中酸素濃度の数値が簡単に測定可能に!その必要性は?
結論から言うと、これからニーズが高まっていくでしょう。
現在はコロナを疑う測定方法としては、体温計しかありません
しかし、apple watchなどのスマートウォッチを血中酸素濃度測定器として活用できれば、重症化を防げる可能性があるのです。
今はそこまで認知度が高くないのでapple watchなどのスマートウォッチは簡単に手に入れられるかもしれませんが、これからニーズが高まっていくと手に入りにくくなるかもしれません。
apple watchなどのスマートウォッチはなぜニーズが高まっていく!?
スマートウォッチのニーズが高まってゆく背景としては、各自治体が「自宅待機中の患者全員に血中酸素濃度測定器を貸与します」と言っていても、まずは貸与の基準となるPCR検査結果が陽性と判断されるまでに、かなりの日数を要するからです。
PCR陽性と判定され自宅療養と決定されるまでの現状の流れを簡単に説明すると、、、
まず、症状が出ていざ病院に行こうとしても「まず保健所に電話してください」と指示されます。
しかし具合が悪い中保健所に電話してもなかなか繋がらず、繋がったとしても「発熱外来の病院を以下の3つから選んでご自分で予約してください」と案内されます。
そして指定された病院に電話しても「本日は予約がいっぱいなので明日以降の予約になります」と案内される事があります。
やっとのことで発熱外来の予約が取れて病院に行きコロナの疑いがあると診断されたら、そこでやっとPCR検査を受けさせてもらえます。
しかし病院側からは「結果は翌日以降保健所から連絡が来ますのでそれまで自宅で待機していてください。」と案内されます。
しかも保健所のひっ迫状況によってはなかなか連絡が来ないです。
そしてようやく保健所から連絡が来て「PCR陽性です」と告知された場合、軽症であるか重症であるかの判断がなされ、軽症であれば、入院かホテル療養か自宅療養かを選べ、そこで自宅療養を選択すれば、そこでやっと"血中酸素濃度測定器の貸与"の手続きがとれる、というわけですね。
はい。はっきり言ってかなり遅いです、コロナはいきなり豹変しますので。
おそらくこのやり取りの間に容体が急変しててもおかしくないですよね?
実際にそういうことが現実起きているわけです。ニュースでもやっています。
しかしここで、血中酸素濃度の数値が測定できるapple watchなどのスマートウォッチを持っていたらどうでしょう?
すぐです、腕につけてるので腕時計を見る感じですぐに血中酸素濃度の数値が見れます。
症状が出たかも?と思ってスマートウォッチの数値を見ればすぐ異常に気づけますよね。
実はこの数値が異常であれば無症状であっても救急搬送レベルなんです。
血中酸素濃度の数値、異常値ってどれくらいなのか?
血中酸素濃度は正式名称「血中酸素飽和度」と言いますが、血液中の酸素の濃度が満タンだと100%で、正常値と言われているのが99~96%です。
そしてコロナ陽性で血中酸素飽和度が正常値であれば、いわゆる"軽症"となり、呼吸器異常がない状態です。
そして血中酸素飽和度が「93%超〜96%未満」は中等症Ⅰ(呼吸不全なし)となり、この段階では息切れや肺炎所見という状態で、「93%以下」は中等症Ⅱ(呼吸不全あり)となり、ここまで行くと酸素投与が必要になります。
気になる"重症"の状態なんですが、血中酸素飽和度がどうのこうのと言ってる状態ではなく、既にICU行きの状態で人工呼吸器が必要な状態です。
コロナが怖いのはこの"重症"の状態に進むスピードがあまりにも早いということです。
なのでコロナ陽性が疑わしい場合は早めに血中酸素濃度の数値が見れると安心です。
まとめ
コロナ禍においてなぜapple watchなどのスマートウォッチが注目されているのかについて書いてきました。コロナによる重症化の速度は速いので、即座に血中酸素濃度の数値が見れるスマートウォッチは、持っていない人はいないという時代になるかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました。是非参考にしてみて下さいね。
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